ドローンを使った刑務所への密輸事件

ポルノや武器、さらには大量のドラッグなどドローンは何年も前から密輸に使われています。つい先日、イギリスで起きたドローンを使った刑務所への密輸事件の裁判が行われ、その実行犯たちに判決が下されました。

密輸事件が起きたのは2015年の7月から今年の5月にかけてで、イングランド及びスコットランドの刑務所へ少なくとも49回ものフライトがあったと報じられています。実行犯たちは大麻や携帯電話などの品物を釣り糸と釣り針でくくったドローンを刑務所の塀の向こう側へと飛ばし、それを囚人側が箒の柄やフックを使って取るという手口で密輸を繰り返していました。

BBCによれば、ウスターシャーにある刑務所が屋外の野生動物たちを撮るためにカメラを設置したところ、偶然にも彼らの犯行が撮影されたとか。これにより、8人の逮捕者が出ていました。

刑務所の中から一連の密輸を指揮した35歳の囚人Craig Hickinbottomには懲役7年と2カ月、ドローンを操縦したMervyn Fosterには6年と8カ月の判決が下されたとThe Guardianは報じています。また、彼らが英国にある数カ所の刑務所に密輸した品々の総額は約9000万円から1億5000万円(60万ポンドから100万ポンド)にのぼるとのこと。

この事件はドローンを飛ばしている最中に捕まったわけではありませんが、最近では撃ち落とす、乗っ取って無効化する、電波を妨害するあるいは鷹に狩らせるなどドローンを止める手段は増えています。今後、こういったドローン密輸ビジネスへの対抗策として使用されることになるかもしれません。

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